自分の普通は相手の異常!?

今日はちょっとした行事に

 

参加して来たのですが

 

それは前後半に分かれてて

 

僕は後半のお手伝いでした。

 

それまでも、規模は小さいですが

 

同じような行事に

 

参加したことはあったんですが

 

前後半の間には10分ほど

 

小休止みたいなものがありました。

 

当然、小休止があると思い

 

前半が終わりザワザワしだしたところで

 

少し離れて一息付いてると

 

会場の方が静かになっています。

 

うわ、俺待ちやんか、これ絶対

 

案の定行ってみると僕待ちでした。

 

やってもうた

 

完全に僕は油断していました。

 

僕の中の普通が、ここでも適用される

 

そう信じきっていました。

 

もちろん、怒られました。笑

 

めちゃくちゃ悔しかったです。

 

でも、この失敗で今後二度と同じことは

 

しないでしょう。

 

したらアホですよね?

 

というか、こんなミス

 

社会人ならあり得ません。

 

言ってしまえば非常識です。

 

すいません。

 

 

これは、家庭の中でも同じことが

 

言えるのではないでしょうか?

 

お父さんは、一日中、社会の

 

厳しい常識の中で戦っています。

 

一方、お母さんは家の中で

 

子どもと一日中過ごしているのです。

 

お父さんに会社の、社会の常識が

 

あるのと同じように

 

お母さんと子どもとの間には

 

常識があるのです。

 

寂しい言い方をすれば

 

お父さんの知らない世界が

 

そこにはあります。

 

でもお母さんもお父さんの

 

働いている世界のことは

 

知りませんよね?

 

お互い様です。

 

 

ここからが本題なのですが、

 

それぞれ過ごしている世界が違えば

 

常識が違うのは当たり前です。

 

同じ社会でも、デスクワークの方と

 

飲食業の方では常識が違うように。

 

一つ隣に行けば似ていても

 

全然違う常識があります。

 

そりゃそうさ!!

 

頭ではわかっていると思います。

 

でも、一日中、仕事脳の常識の中で

 

仕事をして来て、帰って来ます。

 

子育て脳のお母さん、子供脳の子どもと

 

仕事脳のお父さん。

 

それぞれ違う常識を持っています。

 

 

家で一番、力、権力があるのは

 

大体お父さんでしょう。

 

その権力で仕事の常識を家庭内で

 

押し付けてはいないでしょうか?

 

それを押し付けることが

 

常識だと麻痺していませんか?

 

当たり前となっていませんか?

 

簡単なところでいうと

 

奥さんの愚痴、ちゃんと聴けていますか?

 

重要なのは、ちゃんとです。

 

仕事脳の場合、奥さんの愚痴の

 

原因を解決しようとしてしまいます。

 

「じゃあこうしたら?」

 

と解決策を提案してしまいます。

 

仕事ならそうですよね?

 

困っていることをそのままにするなんて

 

あり得ない!

 

アホや!

 

って感じですよね?

 

でも、奥さん

 

ただ、ちゃんと聴いてほしいんです。

 

最後まで、うんうんと言って

 

お父さんに聴いていてほしいのです。

 

解決策なんて求めていないんです。

 

むしろ不要なんです。

 

「知らないから言えるんでしょ!」

 

「いつも仕事でいないくせに!」

 

と言われてしまうことも。

 

お母さんの意見も最もです。

 

お父さんの留守の間、家庭を守っているのは

 

他でもないお母さんですから!!

 

「そっか、大変だったね。いつもありがとう」

 

その一言でお母さんは明日も頑張れるんです。

 

 

 

相手の常識を否定する。

 

知らず知らずでも、

 

これは立派な独裁への一歩です。

 

この小さな積み重ねが、

 

あなたへの諦めに繋がるんです。

 

 

あなたの優しさ教えます。

そんな独裁者さん達ですが

 

本当はとってもとっても優しいんです。

 

だってそうでしょ?

 

元は家族を守りたい

 

っていう強い想いがあったから

 

独裁者になってしまったわけですよね?

 

そんな優しい思いのない人は

 

クズになっていて

 

もっと最悪の形で

 

家庭を崩壊させていますよ。

 

だからそう

 

独裁パパさんは

 

あんまりグータラしてないです。

 

休みの日には前々から

 

気になっていたことをやる。

 

どっちかというとボーッとしているのは

 

嫌いなのではないでしょうか?

 

ただ、そうやって

 

休みの日まで動いちゃうもんだから

 

疲れも溜まってしまいます。

 

でもまぁ

 

忙しいのが好きなので

 

あんまり気にはしてないみたいですが

 

でも忙しいっていうことは

 

余裕が少ないってことでもあります

 

だからちょっと予定とズレたり

 

ちょっと許せない事があると

 

そう、

 

怒ってしまうんですよね。

 

あなたは本当はすごく優しいのに

 

その優しさが、素直さが

 

狭くさせてはいませんか?

守ろうとして来た歴史でしょ?

独裁の始まりはどこにあったのでしょう?

 

僕はこう思います。

 

家族を守らなければ

 

という強い想いではないでしょうか?

 

 

20代の頃、必死に働き、少ないお金を貯め

 

愛を育み、結婚

 

そして、父になります。

 

マイホーム、車、教育費

 

守るもの、お金がかかるものが

 

どんどんと増えます。

 

本当は、夫婦二人で守るもののはずの

 

子どもですが、

 

パパの守るものリストには

 

愛する妻も入っていますから

 

なぜか、この家族は俺が守る!

 

と妻と子どもを分けて考えられなく

 

なってしまうのではないでしょうか?

 

家族のための、マイホーム

 

家族のための車

 

家族のための…

 

そうやって、どんどん

 

俺がもっとしっかりしなければ

 

と戦って戦って戦って

 

いつしか、家族の幸せのために

 

家族を管理してしまってはいないでしょうか?

 

妻と子どものためにやっていることと

 

盲信しはじめてないですか?

 

パパさんはパパさんで、一生懸命だと思います

 

しかし、妻も子どもも

 

その方法は望んでないのではないでしょうか?

 

もう少し、信じてほしいのでは

 

ないでしょうか?

 

管理なんかされなくても、

 

パパの言う通りにしなくても、

 

パパがいれば、パパが笑っていれば

 

幸せなんじゃないでしょうか?

 

いつのまにか、パパが思う家族像しか

 

幸せじゃない!

 

と思っていませんか?

 

子どもが空気を読める子で

 

ちゃーんとお利口な子

 

でないと不幸なのですか?

 

元気に生きていれば、幸せではないですか?

 

子どもの悪さで謝ることは

 

不幸ですか?

 

子どもがちょっとうるさかったら

 

不幸ですか?

 

いつのまにか、大人のクオリティを

 

子どもに求めていませんか?

 

パパは十分頑張っています!

 

パパに管理されるより

 

パパが笑っている方が

 

家族は幸せなんです。

俺が法律?

俺が法律?

そんな風に思ったことは一度もないぞ!

 

きっとそうだと思います。

大体の人は、人に優しいのです。

根っからの悪人なんて、そうそういません。

 

でもね、知らず知らずのうちに

俺が法律になっちゃってるんです。

 

今日はその原因を考えてみました。

いろいろ言っても

やっぱり、一つしかないと思うんですよ。

 

家に安らぎを求めている。

 

これではないでしょうか?

 

一家を守るため、頑張って働き

クタクタで家に帰る。

 

一日頑張ったんですから

お風呂にも入りたいし

美味しいご飯も食べたいし

テレビも見たいし

奥さんに愚痴を聞いてもらいたいかもしれない

もしかしたら、ただただ

家族と穏やかに過ごしたい

っっていう、いろんな気持ちがあるんですよね

 

しかも、疲れて、上司にやいやい言われて

やっとたどり着いた我が家

 

子どもが言うこと聞かないと

 

コラー

 

っていきたくもなりますよね

 

なんでそうやねん!

これはこうやろ!

 

今パパが喋ってるんだ

ちょっと待っとけ

 

宿題はやったんか

 

出ます出ます。

 

 

ただ、このままだと、自分の思っていた方向とは

別の方向に結果が進み始めますよ。

 

そう、安らがない家

独裁具体例その1 俺が法律

これが一番多のではないでしょうか?

というか、元を辿ると

すべてここに行き着くのでは

 

まぁ自分の家以外知りませんが

 

でも男って多分みんなそういう気質をもっているんです。

それはダメなことではありません。

 

その気質がなければ家庭なんて守れないと思うので

でもね、いきすぎちゃうと独裁ですよね。

 

ルールを一人で作る。

しかも、その日の気分によって

厳しくなったり、ゆるくなったり

 

そんな心当たりありません?

 

子どものためだ!

と最もらしい理由をつけて

子どもを叱ってませんか?

 

それ、子どものためじゃなくて、あなたのためですよね?

子どもが静かにしなきゃいけないのは

あなたが疲れてイライラしているからですよね?

 

子どもの元気を受け入れる器がないから

イライラするから

子どものためだ!教育だ!

といって叱ってるんですよね。

 

このままじゃ、社会に受け入れられない。

それじゃあ可哀想だ。

 

ウソウソ!

 

ちゃんと考えれば分かります。

 

そんな子でも今、友達に受け入れられて

皆から愛されているんです。

 

それが、このまま何も変わらず

アンポンタンなまま大人になる

 

なんてことは有り得ないのです。

 

あなたはただ、叱りたいだけ

静かにしてほしいだけ

 

それを子どものためだ

なんて言って

 

言っておきますが、それで静かになるのは

パパの前だけですよ。

 

子どもは、そこで感じた理不尽を

あなたのいないときにママに全部ぶつけてますよ。

 

ママがそれをパパに訴えたって

あなたは全然分からない

 

だってあなたの言うことは聞きますもんね。

ママが子育て下手くそなだけですよね。

 

子どもがパパの言うことを聞くのは

あなたが独裁者だから

あなたに支配されているから。

 

あなたのに怒鳴られたら

もう普通のメンタルではいません。

子どもは萎縮して、思考停止しています。

 

それすら気が付かず

こいつは俺の言うことをちゃんと聞く

俺の育て方がいいんだ!

なんて思っているとしたら

世も末。

 

勘違いも甚だしい。

おめでたい人ですね。

 

そうやって、子どもはパパの呪縛に縛られ

自由な発想

ひいては幸せから遠のくんです。

 

でも、パパが全部悪いわけじゃない

パパだって頑張っているのは事実だから

 

 

 

それの何がダメな訳?

俺、間違ってなくない?

めちゃくちゃ頑張ってるし

 

ええ。そうでしょう。

そう思いますよね。

 

では、奥さんに聞いてみてください。

あなたがしてきたことへの満足度。

きっと思っていたのと違う答えが返ってきますよ。

 

返ってこなかったら、をついています。

この場合、かなり重度の独裁者と言っていいでしょう。

 

群衆は諦めてます。

あなたが更生することを。

 

激昂されるくらいなら、適当なこと言って

従っていたほうがマシ。

その方が子どものためだわ。

 

あなたは、完全に独裁者認定です。

 

 

 

では、何がダメなのでしょう?

 

ここまで言って分からないのであれば

もう、手遅れかもしれません。

 

何がダメか?

相手が喜んでいない!

ということです。

 

喜ばせたいと思って行動している。

喜んでいると思いこんでいる。

相手の反応をちゃんと確認していない。

自分本位

 

簡単に言うと、フィードバックができていないんです。

と言うか、する気がないんです。

それがダメなんです。

 

フィードバックをする気がないということは

相手の意見を聞く気がないのと同じ。

 

奥さんは思っています。

あなたには、何を言っても聞く耳すら持ってくれない。

何いってんだ、おまえ

と最早、最後まで言わせてもくれない

って

 

独裁パパさん、これが現状です。

どこが独裁者?

自分はいいパパだ。

仕事も家庭も大事にしている。

大事にする努力をしている。

妻に幸せを与えている。

子どもたちを愛している。

できる限りのことはやっている。

 

さぁ、素晴らしいパパさん、どこが独裁者?

 

答えは簡単!

 

こう思っている人は、相手に確認してませんよね?

 

満足しているに決まっている。

満足しないわけがない。

これだけやって満足していないなら、お前たちは何なんだ!

 

って感じですよね?

 

 

この考え方こそ、独裁者です。

言うなれば、自分本位

 

ほら、ここまでやってやったんだ!

ちゃんと楽しめよ!

 

相手がつまらなそうだと

なんで、つまらなそうなんだ!

俺がここまでやってやってるのに!

 

わかります、わかります。

 

独裁パパさん、でもね、ほんとは違うんですよ